【告知】見て、作って、実験 カビ・キノコの正体にせまれ!
腐敗と発酵は紙一重
見て、作って、実験 カビ・キノコの正体にせまれ!(全3回)
カビ・キノコがどのように生きているか想像したことはありますか?
お風呂場に現れるクロカビ、みかんに出るアオカビ、スーパーに並んでいるキノコ。
恐らくほとんどの方のイメージはカビ=汚い、キノコ=食材という認識ではないでしょうか。
これらは生活の中で経験して出来上がったイメージであり、決して間違いではありません。
しかし、カビ・キノコの仲間たちは私たちの生活レベルに留まらず、広い範囲に大きな影響を与える、とても貴重な生物なのです。
日本人に欠かせない調味料。味噌や醤油、日本酒にはコウジカビというカビが使われています。
コウジカビが、材料を消化して取り込もうとする性質を利用してうま味を作りだしているのです。
世界で多く食されているパンを作るために必要な酵母菌。これもカビの仲間です。
パンの独特な香りとふわふわの食感は、酵母が糖などを分解する過程で発生するものです。
人はカビ・キノコの仲間を利用して生活しています。
一方で、カビ・キノコの仲間は自然をコントロールする力も持っています。
木のある山を思い浮かべてください。おそらくたくさんの木々や草などがあり、夏の季節には様々な緑色が広がり、
秋には紅葉して落葉することでしょう。
実は、それらほぼすべての植物にカビ・きのこの仲間がついています。種類によっては植物の種の中にも潜んでいます。
植物から栄養を奪う、病気を引き起こし捕食する、共生して助けあう……。
姿形は様々ですが、目に見えないところで非常に活発に活動し、自然環境を支えています。
小さな視点から一緒に考えてみましょう!
第1回 見て、作って、実験 カビ・キノコの正体にせまれ!見る編 【申込受付終了】
それらは、カビ・キノコが活動しているしるしなのです。
自然のなかでは、多種多様なカビ・キノコが存在しています。カビ・キノコは食べ物を食べて生きています。
木の中や落ち葉の上などで激しい食べ物の奪い合いが発生しているのです。
見る編では、実際にそれらの事象を観察、解説を行いカビ・キノコに対する基礎的な知識を学びます。
■日 時 10月26日(土)10:00~12:00
■参加費 400円(税込)
■対 象 小学4年生以上(小学6年生まで保護者同伴)
■定 員 抽選15名
■場 所 清崎憩いの森 ※集合:清優館前駐車場
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第2回 見て、作って、実験 カビ・キノコの正体にせまれ!作る編 【申込受付終了】
乳酸飲料、納豆、日本酒、パンなどが有名ですね。
発酵食品の「発酵」とは、材料の中で特定の生き物が活動することで「おいしい」変化が起きることを指します。
発酵は生き物がいなければ起きない現象なのです。生き物たちは材料の中で何をしているのでしょうか?
外国産発酵食品の味見体験もおまけでついてくるので、お楽しみに。
■日 時 11月23日(土)10:00~13:00
■参加費 800円(税込)
■対 象 小学4年生以上(小学6年生まで保護者同伴)
■定 員 抽選5名
■持ち物 エプロン、ノート、筆記用具
■場 所 観光物産交流施設cottu ※集合:牡鹿半島ビジターセンター
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第3回 見て、作って、実験 カビ・キノコの正体にせまれ!実験編【募集中】
カビ・キノコも落ち葉を利用する生き物の一種です。
虫は口があるので食べる姿を想像できますが、カビ・キノコはどうやって落ち葉を食べているのでしょうか。
実験編では、薬品を使用して疑似的に落ち葉を食べる状況を再現し解説していきます。
実験の過程で出来上がった標本は、作品として持ち帰ることができます。
第3回のみの参加も大歓迎です!
■日 時 12月14日(土)10:00~12:00
■参加費 500円(税込)
■対 象 小学4年生以上(小学6年生まで保護者同伴)
■定 員 抽選10名
■持ち物 ノート、筆記用具
■場 所 牡鹿半島ビジターセンター 倉庫ラボ室
※第3回申し込み期限 12月10日(火)23:59まで