イベント報告|磯観察
4月13日(日)、5月18日(日)に磯観察を実施しました。
開催場所は清崎エリアの「崎の浜」。
昔から地域の小学生が磯遊びをするときに使ってきた場所です。
磯で活動する際の注意事項や危険な生き物についての説明を聞いてから、それぞれが好きな場所で観察しました。
4月13日(日)の部


磯ではウニやヒトデ、貝類など、様々な生き物が暮らしています。
磯観察をした日は潮が引いた「干潮」のタイミングで、潮だまり(タイドプール)には小さな魚やエビ、ヤドカリが取り残されることもあります。


アメフラシだけを採集する人も現れ、大小さまざまなアメフラシを観察しながら、模様のちがいについて考えていました。



5月18日(日)の部
ヤドカリがたくさん見つかったため、ヤドカリの国をつくる子がいました。

この日は海の底生生物に詳しいお父さんが参加していて、ババガゼという肉食性の貝について教えていただきました。
ヒザラガイの仲間のほとんどは藻食ですが、ババガゼは体の前部を持ち上げて待ち伏せし、餌となる動物を捕食するそうです。

岩をひっくり返すとたくさんのヒザラガイが見つかり、底生生物好きなお父さんは大興奮で記録をとっていました。

またバフンウニを見たことがない方が多く、参加者の皆さんはウニの仲間であることに驚いていました。
地域のおじさんはワレカラを見つけていました。


このイベントを通して、生き物を見つけて観察する楽しさを感じていただけたのではないでしょうか。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!