◆ブログ|海辺の安全管理講習を受講しました。

牡鹿半島ビジターセンターは、この夏から鮎川港で岸壁観察会を始めました。

野外活動はとても楽しいものですが、楽しさを体験するためには、何よりも安全を確保しなければいけません。

今回実施した講習では、アースクエストの紺野さんを講師にお迎えして、

野外活動を企画するために必要なことや不測の事態への対応方法、そして何よりも事故を起こさないためにどうすればいいのか、といった安全管理の基本的な考え方を学びました。

安全管理は事故を未然に防ぐことが大前提ですが、もし海に落ちてしまった場合にどう対処すればいいのかを学ぶために

十八成浜ビーチパークでライフジャケットを着用して海に入る実技訓練も行いました。

より安定する姿勢を確認します

ライフジャケットを身に着けていれば安全!と思いたいところですが、不安定な浮き方をしてしまったり、泳いで岸にたどり着くのが難しかったり……。

場合によってはパニックになってしまう人もいるかも、ライフジャケットのベルトの締め方が甘かったのかも、といったように体感して初めて気づくことばかりでした。

ライフジャケットの使用感を確認した後は、交代で岸からスローバックを投げる訓練を行いました。

狙った場所にロープを落とすのは想像以上に難しいです。

救助したい人よりもさらに奥を目掛けて勢いよく投げてみて、とコツを教わりながら何度も練習しました。

施設に戻ったあとは、ファーストエイドキットの見直しをしていただきました。

いざ負傷者が出たというときに落ち着いて正確に対処するために、使い方も併せて何度も訓練しなければいけません。

参加者のみなさんが安心して岸壁観察をできるよう、引き続き安全管理に努めて参ります。

前の記事へ

【開催終了】12月野外プログラムのお知らせ

次の記事へ

◆ブログ|田代島トレイルにいってきました



関連記事