◆ブログ|田代島トレイルにいってきました

11月16日に、田代島のトレイルコースを歩いてきました。

鮎川発の朝いちばんの船便に乗り、大泊港からスタート!

猫の島として有名な田代島ですが、史跡と民話巡りもおすすめです。

私たちがまず目指した先は鹿島神社。

なんとこの神社、海の向こうに金華山の山頂が見えるというのですが……

鳥居の真ん中、奥の尖った山。見えますか?

見えました!

朝の清々しい空気の中、階段を下りる途中の景色で確かにその景色を確認することができました。

田代島のみなさんも、きっとここから金華山に向かって手を合わせたのでしょうか?

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集落のあるところ猫あり。

本当に住民の方から大事にされているようで、数年前訪れたときと同じであろうネコと再開することができました。

相変わらずモフモフ

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大泊を後にした私たちはトレイルコースをはずれ、猫神社へ向かいました。

途中で落ちていた小ぶりな梨を拾い食いしながら、あるいは木の実やどんぐり、キノコを観察しながら楽しく歩きます。

※絶対に真似しないでください

この神社で信仰されているのは猫神様・美與利大明神。

この島ではネコは大漁を招く生き物と考えられており、漁師さんがネコに瀕死の重傷を負わせてしまった際、

ネコの安全と大漁を祈願して祀り、信仰を深めていったそうです。

神社を後にした私たちが道なりに歩くと、なんと大勢のネコたちがお出迎えです。

たどり着いたのは「田代島・島のえき」。

トレイルを始めて1時間も経っていないはずなのですが、ネコちゃんに誘われるがまま、一度休憩をとることにしました。

   

田代島には「大泊港」と「仁斗田港」の二つの集落があり、島のえきはその二つを繋ぐ道の中間あたりに位置します。

このまま仁斗田港へと行くこともできるのですが、トレイルコースは別に設定されているので、通った道を引き返しました。

いよいよネコの姿も見えなくなり、遠くには水平線。

海から吹く風は植物の形も変えてしまったのでしょうか。

撫でつけられたような木々の姿が目立ちました。

ここからは田代島西部の道を南下していきます。

右手には海(石巻も!)、左手には常緑広葉樹の田代島らしい景色を楽しみ、ときには東屋の民話を読みながら次に向かった先は三石崎です。

ここには観音様が乗っていた馬の足跡があると言われています。

強風と荒波

穴ぼこがたくさんあります

三石崎は島の南西にあり、マンガアイランドを通り過ぎると仁斗田港へ到着し、田代島トレイルは終了です。

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仁斗田港には公衆トイレや船の待合所があり、落ち着いて休憩をとることができます。

食べちゃダメ、あげちゃダメ!

天気もよかったので外でお昼ご飯を食べたのですが、食べ物に誘われてネコがやってきました。

人間の食べ物を口にしないよう、注意しましょうね。

のんびり歩きながら島の景色と観光を楽しむことができる田代島トレイルは、トレイルに馴染みのない方にこそおすすめしたいアクティビティです。

気になった方は、ぜひ足を運んでみてください!

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