◆ブログ|8月は砂浜で宝探し②

気がつけば9月もなかば。

すっかり遅くなってしまいましたが、宝探し(もといゴミ拾い)レポート後半のスタートです!

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8月中旬。

シーグラス探しから1週間も経たないうちに台風8号が牡鹿半島を通過していきました。

海が荒れた後は砂浜にいろいろなものが打ち上がります。

ひょっとしたら……と淡い期待を抱いて、私は再び同じ砂浜を訪れました。

思ったとおり、砂浜は流木と漂着物の山。

(この時シーグラスのことはすっかり忘れていました)

前回と同様に干潮の時刻に訪れたはずなのですが、心なしか砂浜が狭く感じます。

あまりのゴミの多さに途方に暮れましたが……、拾わなければ減ることはありません。

手始めに再び海に流出するのを防ぎたいペットボトルとPPロープを拾うことにしました。

この日は曇り空で気温もさほど高くなく、比較的良好なコンディション。

足元が石だらけで移動するのが少し大変だったので、半径5メートル以内のゴミを拾い続けました。

ペットボトルとポリ瓶、PPロープ、空き缶

たくさんのロープ

辺り一面ゴミだらけではあるのですが、互層の石がそこかしこに転がっていてついよそ見をしてしまいそうになります。

ハンマーを持っていけばよかった。

ところで、ペットボトルはたまに液体が入ったまま捨てられているのですが、どのように処理するのが正解なのでしょうか?

濃い目の液体

ドキドキしながらの液体チェックはなかなか心臓に悪いです。

次回に備えて確認しておかなければですね。

さて、1時間ほど経ったところで天候が崩れはじめ、さらに持ち帰ることができるゴミの量の限界を迎えたためやむなく断念。

◆結果発表◆

  • ペットボトル  1袋
  • ロープ類    1袋

袋の中身はこんなかんじ

劣化して欠片になってしまうと回収が難しい

ペットボトルはかさばるので、1袋分を広げてみても大した量に感じませんね。

しかしながら、たった半径5メートルぽっちでこのゴミなのでこの浜すべてのゴミを拾ったら袋いくつぶんになるのか……気になって仕方ありません。

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当館で発行している季刊誌・おしかばりぃ20冬号では海浜そうじ「石巻海さくら」の活動を紹介しています。

「海からのとどけもの」より引用です。

一度海に旅立ったゴミたちを、海の上で集めるのは至難のワザです。冬の大時化や台風によって浜へ打ち上がったタイミングで拾えたのなら、こんなにラッキーなことはありません。

石巻海さくらは毎月1回、海を愛する人たちが集まって石巻と女川のビーチ・海の中をお掃除しています。

ゴミ拾いだけでなく、人と人とのつながりを大切にするとても素敵な活動です。

興味のある方はぜひご参加ください!

(安全を確保するという意味でも、単独の野外活動より海さくらをオススメします。)

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本当は捨てないのが一番なのですが、やらないよりはずっといい!の精神でこれからもゴミ拾いを続けていきたいですね。

それではまた!

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